高齢者接種、4月12日から 新型コロナワクチン、最初は郡山市

 

 郡山市は16日、65歳以上の高齢者975人に4月12日から新型コロナウイルスのワクチン接種を始めると発表した。高齢者を対象にした接種は県内で初めて。県は高齢者対象のワクチンについて、同5日の週から同19日の週までに郡山市を含め11市に1万725人分(1人当たり2回接種)を配分する計画で、準備が整い次第、各市で接種が始まる見通しだ。

 県は県庁で開いた医療調整本部会議で配分先を決めた。12日の週は福島、いわき、須賀川、白河、二本松の5市、同19日の週は会津若松、喜多方、田村、南相馬、伊達の5市にワクチンが分けられる。各市とも975人分で、郡山市は5月8日までに2回の接種を完了する方針。

 県は配分先について〈1〉人口〈2〉65歳以上の人口割合〈3〉感染者に占める60代以上の人数〈4〉感染者に占める60代以上の割合〈5〉クラスター(感染者集団)発生状況―を考慮し、13市を基本に検討を進め、11市を選んだ。

 残る2市のうち相馬市は、約1万人と見込む対象者に十分な量のワクチンを確保できない中で集団接種を行った場合、接種を途中で中断してしまう恐れがあることから配分を辞退した。ワクチン供給のめどが立ち次第、集団接種を始めるとしている。本宮市は、隣接する二本松市と連携した接種を計画している。