男性射殺疑い、60歳男を再逮捕 須賀川、騒音巡り一方的に恨みか

 

 須賀川市陣場町の中古車販売店で2月、経営者の男性が射殺された事件で、須賀川署の捜査本部は18日午後1時10分、殺人の疑いで同市の無職佐藤勝久容疑者(60)=住居侵入容疑で逮捕=を再逮捕した。捜査本部によると、中古車販売店経営の男性=当時(37)=の体内から見つかった弾丸が、佐藤容疑者が所持していた回転式拳銃から発射されたと特定した。拳銃から数発が発射されたとみられ、発射前の弾丸も数発残っていたという。捜査本部は拳銃の入手経路を引き続き調べている。

 佐藤容疑者が、殺害された男性に一方的に恨みを持ち、事件に及んだ可能性が高いことも判明した。佐藤容疑者と男性は顔見知りで、佐藤容疑者は男性の店のガレージでの作業音などについて因縁をつけていたという。男性は知人に「工場の音がうるさいと言われた。殺されるかも」などと相談しており、捜査本部は詳しい動機の解明を進める方針。

 再逮捕容疑は、2月22日午後7時10分ごろ、店のガレージで男性を拳銃で殺害した疑い。捜査本部は認否を明らかにしていない。

 佐藤容疑者は事件後、中古車販売店の向かいにあるアパート自室の隣の部屋に侵入したとして、同署に現行犯逮捕されていた。

侵入容疑は処分保留

 地検郡山支部は18日、住居侵入容疑については処分保留とした。

 県警の飯村伸一刑事部長は同署で記者会見し、「一刻も早く市民に安心を知らせたい思いでいた。事件の全容解明に努める」と述べた。菅野尊典署長、門馬裕宗捜査1課長、清水誠二機動捜査隊長が同席した。