相馬高・長谷さん、福島医大医学部に合格 兄を追い医師目指す

 
福島医大に合格し医師を目指す決意を新たにする長谷さん

 相馬高3年の長谷暁美(さとみ)さん(18)=南相馬市=は、福島医大医学部の学校推薦型選抜に合格した。一足先に同大医学部に進んだ兄と、きょうだいそろって医師を目指す。長谷さんは「子どもたちに安心感を与えられる小児科医を目指したい」と決意を示した。

 長谷さんは小学2年の時に震災に遭った。被災地で命を救おうと懸命に活動する医師の姿を報道などで目にし、医師への憧れを持った。2018(平成30)年に先に同医学部に進んだ兄智幸さん(21)=原町高卒=の存在も刺激となって、よりはっきりと医師を目指すようになった。合格が決まり、智幸さんからは「良かったね」と電話で祝福されたという。

 医大進学後も帰省時などに勉強を続ける兄の姿を見ているため、合格にも気持ちを引き締めている。長谷さんは「目標にたどり着くには入学後も努力を続けるしかない。必要な技術を身に付けられるよう頑張りたい」と意気込む。