「二十八部衆立像」後世に 10年以上かけ修復へ、会津坂下で講演会

 
二十八部衆立像の修復を説明した講演会

 会津坂下町教委は20日までに、同町の八幡コミュニティセンターで文化財講演会を開いた。同町の恵隆寺で国指定重要文化財の千手観音立像を守るように安置されている県指定重要文化財の眷属(けんぞく)二十八部衆立像の修復方法などが説明された。

 修復を手掛ける仏像文化財修復工房の松岡誠一さんが講演した。

 同寺から依頼を受け、10年以上をかけて全28体の彩色をとどめるなどの作業に当たる予定。

 講演では本年度行った金毘羅王(こんぴらおう)と呼ばれる1体の修復方法などを報告した。

 藤田恵盛住職が同席した。松岡さんは「全国的に見てもまれな大群像。後世に引き継げるように頑張る」と話した。町民や教委関係者ら約30人が聴講した。