福島駐屯地でクラスター、隊員ら17人感染 新型コロナ、調査継続

 

 福島市は23日、陸上自衛隊福島駐屯地(福島市)で隊員ら男女17人の新型コロナウイルス感染が確認され、クラスター(感染者集団)が発生したと発表した。17人のうち5人は17~20日に陽性と判明、県が発表している感染確認数に含まれている。残る12人は23日に感染が分かった。市は感染経路などを調査している。

 市によると、17人は20代~60代で、隊員16人のほかに、駐屯地で働いている1人が含まれている。14人が福島市在住、3人が同市以外の県内在住。最初の5人のうち1人が駐屯地以外の感染者の濃厚接触者として検査を受け、17日に陽性と判明した。19、20日に各2人の感染が分かったが、最初の1人と接触がない人がいたという。

 市は駐屯地で感染が広がっている可能性があるとみて検査を実施。これまでに63人を検査しており、さらに調査する。17人は駐屯地の同じ建物で働いていたという。4人が無症状で、13人はせきや喉の痛みなどを訴えている。

県内2人死亡、9人感染

 県は23日、新型コロナに感染して入院していた80代の男性2人が死亡したと発表した。1人は21日、もう1人は22日に亡くなり、県内の死者は計106人となった。また、新たに9人の感染も確認され、県内の感染確認は計2336人となった。

 9人は22日に陽性と判明した。県内の感染者数が10人を下回るのは15日以来。9人の内訳は郡山市4人、須賀川市、相馬市、南相馬市、田村市、矢吹町が各1人。このうち4人の感染経路が不明という。

 県によると、22日までに18人が退院した。入院者(予定含む)は243人で病床使用率は51.8%となり、ステージ4(爆発的な感染拡大)の指標となる50%を7日連続で上回っている。重症は13人で、14人が宿泊療養中。