クリエイターキッチン整備へ 本宮の空き店舗活用、「夢の実現を」

 
クリエイターキッチンを試用し、子どもに料理を教える長沼さん(左)。「クリエイターにとって思いを形にできる場になれば」と期待を寄せる

 本宮市でカフェ経営などに携わる鈴木隆則さん(53)と長沼由威子さん(36)らは、市内に食や料理を通じ「自分の思いを実現したい」と思う人のための「クリエイターキッチン」を整備する。4月からの利用開始を目指し、インターネットで資金を募るクラウドファンディングに挑んでいる。

 同キッチンは、同市の中條地区に整備する。鈴木さんがオーナーを務めるカフェ2階の空き店舗を活用。月額2200円で4回(1回2時間程度)利用でき、料理教室、食育セミナー、新商品の開発、料理動画の撮影などの使い方を想定している。

 食育健康アドバイザーの資格を持つ長沼さんが、クリエイターの1人として運営の中心を担う。

 2019年の東日本台風(台風19号)では中條地区も水害の被害を受けた。さらに新型コロナウイルス感染症の影響で、街中に人出が少なくなっている状況を見て、「何か行動を起こしたい人の力になり、街中ににぎわいをつくりたかった」と鈴木さん。長沼さんらと協力して調理場を整備した。

 クラウドファンディングで集まった資金を使い冷蔵庫やオーブンレンジ、調理器具などを整えたい考えだ。鈴木さんと長沼さんは「クリエイターキッチンから新たな人と人の交流が生まれ、地域の活性化につながれば」と期待を寄せる。

 問い合わせは長沼さん(電話0243・24・5666)へ。