「かけがえのない財産」 3月末閉校の福島・青木小で8人卒業

卒業式で在校生の拍手に迎えられ入場する青木小の卒業生 =福島市飯野町
公立小学校の卒業式は23日、県内412校で行われた。本年度の卒業生(昨年5月集計)は1万4987人(前年度比304人減)で、子どもたちが希望を胸に次の一歩を踏み出した。
今月末で閉校する福島市飯野町の青木小は8人が卒業の日を迎えた。同校は、児童数の減少に伴い、大久保小とともに近隣の飯野小に統合され、146年の歴史に幕を閉じる。
卒業生は式で学校生活の思い出を振り返り「歴史のある青木小で学べたことはかけがえのない財産です」と別れの言葉を述べた。式後、卒業生が校舎前で在校生らの見送りを受けながら校舎を後にした。
卒業生の男子児童(12)は「閉校になっても、友だちと仲良く遊んだ思い出はずっと残る。中学校でも勉強を頑張りたい」と話した。
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