浪江町民が恩返し、名所の桜並木を手入れ 二本松・岳温泉で

 
温泉街の桜の手入れをする絆さくらの会の会員

 浪江町民の有志でつくる「絆さくらの会」は13、14の両日、二本松市岳温泉の桜の名所「桜坂」などで桜並木の手入れ作業を展開し、樹勢回復に努めた。

 同町の桜の名所「請戸川リバーライン」などで手入れをしていたさくらの会のメンバーが、東日本大震災と原発事故で岳温泉の旅館に2次避難し、お世話になった恩返しを―と、2012年から続けている。

 今年は県内外に散らばる会員5人が参加。岳温泉観光協会の会員らと共に、桜坂など温泉街の桜並木で剪定(せんてい)などをした。岳温泉の桜は、樹齢約90年の古木が多く、テング巣病にかかる木もあるが、継続した手入れで樹勢が回復してきているという。

 小黒敬三会長(浪江町)は「手入れを続ければきれいに花を咲かせる。今後もできる限り続けていきたい」と話した。