福島県、コロナ重点対策5月9日まで 宮城・山形と往来自粛を

 

 県は26日、新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けた重点対策期間を5月9日まで延長することを決めた。今月末までを期限としていた。緊急事態宣言が解除された1都3県をはじめ、独自の緊急事態宣言を出した宮城、山形両県など感染拡大地域との不要不急の往来を控えるよう県民に求める。

 2月15日から始まった重点対策期間では、特に病院や高齢者施設でのクラスター(感染者集団)防止に力を入れてきたが、病院や施設、高校などでクラスターが発生。病床使用率は25日現在で53.7%となり、「ステージ4」(爆発的な感染拡大)の指標である50%を10日連続で上回っているほか、10万人当たりの療養者数が15.17人とステージ3(感染者の急増)の指標(15人)を2カ月ぶりに超えたことを踏まえ、県感染症対策本部員会議で延長を決定した。

 県は、病院や施設に改めて感染防止対策に見落としがないか確認を求めるとともに、高齢者施設に対して新年度、保健師の訪問範囲を拡大するなどして感染拡大防止を図る。一方、複数の高校で生徒の感染が確認されていることから、県教委は週明けにも、学習活動や部活動での感染防止に向けた新年度の感染防止対策を各校に通知する。

 このほか県民に対して感染対策が徹底されていない接待を伴う飲食店などの利用を控えるよう求め、大人数での飲食を伴う歓迎会や花見の自粛を促す。