東大合格、部活仲間との絆が原動力 福島高・佐々木さん

 
「行政に関わる仕事で復興を支えたい」と話す佐々木さん

 「将来は県内で行政に関わる仕事に就き、復興を支えたい」。今春の大学入試で東大文科1類に合格した福島高3年の佐々木凛さん(18)=二本松市=は夢を膨らませている。
 東大の一般入試前期日程で今春、福島高は2003(平成15)年に男女共学となって以降、最多の現役6人が合格した。

 6人の一人である佐々木さんはラグビー部に所属し、昨年10月までマネジャーとして活動した。仲間と一緒に「最後まで辞めないで頑張ろう」と励まし合い、時間の使い方を工夫しながら文武両道を貫いた。

 高校2年の夏、東大のオープンキャンパスの法学部セミナーを見学し、東大を志した。見学中に社会問題をテーマとした議論に参加したことがきっかけだった。

 受験勉強は新型コロナウイルスの影響で授業の遅れなどもあったが、「先生が相談に乗ってくれて、授業を動画配信してくれた」と感謝する。そして、受験勉強を支えたのは仲間との絆だったという。「部活の仲間と多くの思い出をつくれたことが勉強の原動力だった」と振り返った。