ヘリポートを兼ねた大型駐車場と保育所完成 いわき市医療センター

市産木材を使用して建設された院内保育所を見学する関係者
いわき市医療センターのグランドオープンセレモニーが28日、市内郷御厩町の同センターで行われた。ヘリポートを兼ねた大型駐車場と院内保育所が完成し、センター整備事業が終了したことを受けての対応で、関係者がさらなる地域医療の充実を誓った。
同センターは、旧総合磐城共立病院の老朽化を受けて、新たな地域医療の中核施設として同病院の敷地内に整備してきた。大型駐車場は715台の受け入れを確保。路線バス停留所を設置したほか、大型ヘリコプターが離着陸できるように整備した。センター西側に建設した院内保育所は、木造平屋で延べ床面積約340平方メートル。センターに勤務する医療従事者の子どもが対象となる。
オープニングセレモニーでは関係者約30人が出席した。清水敏男市長が「第3次救急医療機関の役割を果たし、信頼できる病院にしたい」とあいさつ。センター正面入り口に建立した落成の記念碑を除幕した後、出席者が院内保育所を内覧した。
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