母校と別れを惜しみ「閉校式」 統合の喜多方東高、小名浜高で

 
渋川校長(左)に校旗を返納した生徒会役員ら=喜多方東

 県立高校改革の一環で、統合される喜多方東、小名浜両高で29日、閉校式が行われ、生徒や関係者が学びやに感謝しながら別れを告げた。

 伝統受け継ぐ

 【喜多方東】生徒らの感謝を受けながら92年間の歴史に幕を閉じた。喜多方高と統合し、4月から新たな喜多方高が開校する。

 喜多方高等女学校として1928(昭和3)年に開校、48年に喜多方女子高、2000(平成12)年の男女共学化で喜多方東高となった。これまでに1万8601人の卒業生が巣立った。

 式で渋川卓也校長、佐藤稔PTA会長、斎藤マサ子同窓会長があいさつ。生徒会長の針生琴音さん(2年)が「東高の校訓、良き伝統を受け継ぎ、母校の誇りを胸に新しい学校で未来の夢を切り開いていきましょう」と生徒に呼び掛けた。生徒会役員が校旗を渋川校長に返納。最後に全員で校歌を斉唱した。

 希望持ち前へ

 【小名浜】生徒や関係者らに惜しまれながら114年の歴史に幕を閉じた。同校はいわき海星高と統合し、4月から小名浜海星高としてスタートする。

 1907(明治40)年に小名浜実業補習学校として開校、48年に現在の校名となった。これまで1万9715人が卒業した。

 式では平沢洋介校長が「小名浜高といわき海星高の歴史を踏まえ、小名浜海星高で在校生が新しい歴史をつくっていく」と式辞を述べた。庄司秀夫同窓会長があいさつ。生徒代表の馬目日向さん(2年)が「思い出の詰まった高校の閉校は悲しいが、新たな学校に生まれ変わることは楽しみ。希望を持って前に進む」と生徒らに話した。