村産羊肉入り「かつらおカリー」 納税返礼品から市場流通目指す

 
葛尾村産のブランド羊肉の端材を活用したカレー缶詰「かつらおカリー」

 葛尾むらづくり公社などでつくるコンソーシアム(共同事業体)「葛尾の面白い人と魅力商品を作る会」は、村産ブランド羊肉の端切れ肉を活用したカレー缶詰「かつらおカリー」を開発した。村の新たな特産品として当面はふるさと納税の返礼品として活用していくが、今後は販売にもつなげたい考え。

 共同事業体初の取り組みとしてフードロス削減と東京電力福島第1原発事故で全村避難を経験した村から、防災と食を発信しようと企画した。

 缶詰は、東日本大震災後、村内で飼育を開始したブランド羊「メルティーシープ」のスライス肉製造時に発生する端切れの肉を有効活用し、スパイスの効いたカレーに仕上げた。1缶200グラムで常温保存でき、保存食にもなる。

 辛さを抑え、大人から子どもまで楽しめる味にしたほか、温めても、常温でもおいしく食べられる。

 村へのふるさと納税1万円以上で、2缶1セットを贈呈する。先着50セット限定。今後、同じくふるさと納税の返礼品となっているブランド羊肉とともに認知度と生産量を増やし、市場流通を目指す。

 30日には葛尾村の村復興交流館あぜりあで完成報告会が開かれ、同会長の松本弘副村長が「災害と食などの課題を解決する持続可能な開発目標につながる取り組み」と話した。

 缶詰に関する問い合わせは葛尾の面白い人と魅力商品を作る会事務局(電話0240・23・7765)へ。