「早く帰ってきて」子どもの声でノー残業 南相馬市役所で水曜放送

 
音声導入を企画立案した(左から)早坂さん、庄子さん、高野さん

 南相馬市は、市役所内で毎週水曜日に流すノー残業デーの啓発音声を制作した。午後5時15分に市役所内に「早く帰ってきて」などと子どもの声が流れ、職員に早期退庁を促している。

 市によると、これまでは職員間のメールで定時に退庁するよう伝えていたが、残る職員も多かったという。一部の職員から啓発音声を流す企画提案があったため、今月上旬から放送を始めた。

 音声は「パパ(ママ)いつもお仕事お疲れさまです。ご飯を一緒に食べようね」などと男女の声2パターンで帰宅を呼び掛けるものとなっている。

 考案したのは復興企画員、庄子まゆみさん(60)、高野真至さん(50)、早坂和紀さん(40)の3人。「今日は早く帰るよ!プロジェクト」と題し、庄子さんが中心となって提案した。音声の子どもの声は早坂さんの息子と娘が担当した。

 庄子さんは「職員一丸となって働き方改革の意識を持つことが大切。楽しく業務改善し、音声を区切りに職員は仕事モードから家庭モードに切り替えてほしい」と話した。