国道4号・矢吹-鏡石4車線化へ 21年度着手、国交省予算配分

 

 国土交通省は30日、2021年度に実施する公共事業の予算配分(箇所付け)を発表した。新規事業では、県や地元自治体が要望していた矢吹町―鏡石町間の国道4号4.8キロ区間の4車線化に1億円を計上、新年度から調査設計に着手する。開通時期は未定。

 同区間は矢吹町北浦地区と鏡石町久来石地区を結んでおり、4車線化によって交通渋滞の緩和が図られる。既に4車線化工事が進んでいる久来石地区から先の2.2キロ区間も今回の予算配分で21年度に開通する見通しが立ち、将来的に企業立地の促進や物流の効率化へ期待が高まりそうだ。

 このほか道路関係では、26年度に開通予定の福島西道路(福島市)の南伸区間(延長6.3キロ)整備に32億7000万円を計上。25年度の開通を目指す会津縦貫南道路(会津若松市―南会津町)の一部区間となる下郷町の湯野上バイパス(同8.3キロ)整備に44億6000万円が充てた。

 道路以外では、玉川村の乙字ケ滝で観光振興や交流拠点づくりを目的とした護岸や道路などの整備に、新たに1億3100万円を計上。県復興祈念公園内に設け、25年度の完成を目指す「国営追悼・祈念施設」の整備に3億1500万円、22年度に完成予定の「福島第2地方合同庁舎(福島市)」整備に19億円を充てた。