会津と豪の文化融合、管楽器「ディジュリドゥ」演奏動画を公開

 
会津とパースの交流から生まれたディジュリドゥの動画

 会津とオーストラリアの文化を融合して完成させた先住民アボリジニの管楽器「ディジュリドゥ」の演奏動画が動画共有サイト「ユーチューブ」で公開されている。動画を制作したオーストラリア西部のパースで活動する県人会「パースふくしまの会」のストックトン亜紀子会長(福島市出身)は「震災から10年の節目に、福島の皆さんへエールと希望の思いを込めた」と話した。

 動画は日本人ディジュリドゥ奏者のサンシさんの演奏に合わせ、本県とパースの風景、交流の歴史を紹介している。

 ディジュリドゥは昨年、会津大短期大学部の学生が会津漆器の伝統技法で装飾したもので、同3月にパースで開かれた「パース・ジャパン・フェスティバル(日本祭り)」でお披露目された。福島とパースの絆がより強くなり、子どもたちが世界に目を向けるきっかけになればと動画を制作した。

 コロナ禍でディジュリドゥを直接手渡せなかった会津大短期大学部の井波純教授は「プレゼントをして終了ではなく、動画として残っていくことがうれしい」と喜び「日本でも(直接)音色を聴く機会ができたら」と願った。