東邦銀行員が374万円着服 福島医大病院支店、懲戒解雇処分に

 

 東邦銀行は31日、福島医大病院支店(福島市)の窓口係を担当していた男性行員(35)が店内に保管されている現金を複数回にわたり抜き取り、計374万円を着服していたと発表した。同行は30日、男性行員を懲戒解雇処分とした。同行の2020年度の懲戒解雇処分は3件目となった。

 同行によると、男性行員は2019年7月から今年3月にかけ、業務中に保管庫の鍵を開けて現金を抜き取った。50万円は着服後に穴埋めしており、実質的な被害額は324万円だった。着服した現金はパチンコなどの遊興費に充てたという。

 3月に男性行員から申告があり、その後の行内調査で判明した。男性行員は既に全額弁済している。

 「全行挙げ再発防止」

 同行では、2月に富田支店(郡山市)の男性行員が110万円、昨年11月にいわき営業部(いわき市)の融資渉外課長代理だった男性行員が299万円を着服する不祥事が発覚し、懲戒解雇処分となっている。同行は「今回の不祥事件を厳粛に受け止め、信頼回復と再発防止に向けて全行挙げて取り組む」とした。