キュウリ生産振興へ共選場新設 二本松にJAふくしま未来

新設の「安達広域共選場」
JAふくしま未来は、二本松、本宮両市と大玉村で栽培されたキュウリを選果する機械共選施設「安達広域共選場」を二本松市原瀬地区に新設した。新規栽培や規模拡大、後継者育成などに役立て、夏秋キュウリ産地日本一構想に基づく生産振興を図る。
キュウリは同JAの主要品目の一つ。同管内の夏秋キュウリの2020年度販売高は約26億円で、18年度から3年連続で日本一となっている。
機械共選施設は伊達市に続く設置。機械選別の導入で栽培農家の負担を減らし、3市村でも生産量の拡大を目指す。
同共選場は、旧原セ資材倉庫を活用、カメラで形状などを識別して等級ごとに選別できる二つの選果ラインを整備した。5キロ入りの箱で最大4千ケースを処理できる能力を持つ。
6月から稼働し、3市村の生産農家1500~1600人が利用するという。
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