フラガールになる夢かなう 常磐音楽舞踊学院に57期生6人入校

 
部署異動でフラガールになった片寄さん(左)や再挑戦で採用された加藤さん(右)、坪田さん(右から2人目)ら

 いわき市のスパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産は1日、ダンシングチーム「フラガール」を養成する常磐音楽舞踊学院の入校式を同市で行った。57期生6人のうち2度目の受験で合格したのは3人。フラガールになる夢をかなえ、「訪れた人を笑顔にしたい」と意気込んでいる。

 6人のうち同市出身の片寄綾乃さん(19)は昨年度、同社の社員として採用された。社員が舞踊学院を受験してフラガールになるのは30年ぶり。加藤華南さん(19)=宮城県出身=と坪田麻衣里さん(19)=千葉県出身=も昨年に続く挑戦で合格した。このほか本県出身の2人と群馬県出身の1人が採用された。

 同社によると、フラガールへの挑戦は2度までとの規定がある。今回は3人の再挑戦組が採用となり、同社は「1回目でも再挑戦でも公平に審査している。諦めずに応募してくれた結果だと思う」とする。

 片寄さんは好間高フラダンス部に所属、1年の時にフラガール甲子園で優勝した経験を持つ。小学校低学年で訪れたハワイアンズでショーを見てフラガールに憧れた。昨年度は不採用となったものの、料理や飲食物の提供を担う部署で採用された。

 諦めかけた夢だったが、目の前で踊るフラガールの姿に「やっぱり夢をかなえたい」という思いがわいた。職場の仲間の後押しもあり、踊りの教室に通い練習を積んできた。片寄さんは「来てくれた人に笑顔で帰ってもらえるようになりたい」と笑顔を浮かべた。

 6人は4月中にダンスの実技授業を受け、夏ごろに初舞台に立つ見込み。