磐梯がデジタル通貨の商品券発行へ 福島県初、町民対象に7月から

 

 磐梯町はデジタル地域通貨を使ったプレミアム商品券を発行する。町民を対象に7月15日の発行開始を目指している。町によると、県内の市町村でデジタル地域通貨を採用するのは初めてという。

 デジタル地域通貨は、スマートフォンの専用アプリで決済する仕組みとなる。行政コストの削減や、地域内の通貨流通による経済の活性化が期待できる。

 発行にはブロックチェーン技術の「ハイパーレジャーいろは」を採用。ブロックチェーンは、複数のコンピューターが取引記録を共有する仕組みで、データの改ざんが難しく、安全性が高い。昨年7月に会津大で使用が始まったデジタル通貨「白虎」と同じ技術で、この技術を活用した企業が町に協力する。

 利用期間は7月15日~12月31日を予定。町民を対象に発行し、町内の店で利用できる。デジタル地域通貨の商品券は1250万円分、一般の商品券は1200万円分を発行する。

 佐藤淳一町長は「将来的にはボランティア活動や健康増進活動の景品にも活用するなど、地域で通貨が回る仕組みをつくっていきたい」と話している。