自転車借りて松川浦巡り 相馬の宿泊施設などで無料貸し出し

 
事業初日には市内の親子連れが試乗し、海風を受けながら、サイクリングを楽しんだ

 相馬市は1日、市内の宿泊施設などで自転車を無料で貸し出すレンタサイクル事業を始めた。宿泊者らに県内有数の景勝地、松川浦などをゆっくり巡る機会を提供し、観光客の満足度向上や市内のにぎわい創出につなげる。

 市内の旅館や民宿など30施設と観光案内所「千客万来館」に子ども用自転車27台を含め、計127台を配備した。

 利用者に提供するパンフレット「松川浦サイクリングロードマップ」も作成している。海岸沿いを走る「相馬港と海水浴コース」(6.4キロ)、地元のグルメが堪能できる「食べ歩き探索コース」(4.5キロ)、松川浦の魅力が満喫できる「大洲海岸しおかぜコース」(15キロ)を紹介する。

 貸し出し用自転車が配備された丸三旅館の管野正三館主は「震災後、変わった松川浦を見てほしい。ゆっくりと回って、新たな魅力を発見してほしい」と活用を呼び掛けている。

 利用する場合は、宿泊している施設で申し込む。先着順で受け付ける。問い合わせは千客万来館(電話0244・26・4848)へ。