部活動への昇格目指す 小名浜海星高、サッカー愛好会設立

 
斉藤主将(右から3人目)からユニホームを受けた菅野さん(左)

 いわき海星、小名浜両校が統合して開校する小名浜海星高にサッカー愛好会が設立される。予算確保が難しい中、市内の高校などから支援を受けるなどしてメンバーが部活動への昇格を目指している。

 両校にかつてあったサッカー部は、生徒数の減少などを理由にいずれも廃部となった。おととし、小名浜に赴任した佐藤智久教諭がサッカー経験者に声を掛けたところ、10人程度の生徒が集まり、週に1度、フットサルの練習をするなど活動してきた。昨年には愛好会を設立、いわき総合や平商、遠野の生徒と連合チームを組み、公式戦にも出場した。

 統合に合わせて小名浜の愛好会メンバーやいわき海星の入会希望者が本格的に活動する。主将に就く小名浜の菅野蓮さんは「連合チームのメンバーと離れたくないが、学校単独で試合をしたい気持ちも強い」と複雑な心境を明かし「最初のキャプテンとして今後長く続くように土台をつくりたい」と力強く語った。

 佐藤教諭は「いわき海星野球部のように、地域に根差し、支えられるようなサッカー部を目指したい」と意気込む。

 3月27日に磐城桜が丘高サッカー部から愛好会にユニホームが寄贈された。愛好会は予算の確保が難しいため、磐城桜が丘サッカー部監督だった田野入清明教諭が寄贈を提案した。ユニホームに小名浜海星の校章を付け、試合で選手が着用する予定。磐城桜が丘サッカー部の斉藤匠主将からユニホームを受けた菅野さんは「大切に着たい」と感謝した。