若松市、施設入所者優先 高齢者コロナワクチン接種へ準備加速

 

 会津若松市は、今月下旬に始まる65歳以上の高齢者への新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、高齢者施設の入所者を優先する方向で調整に入った。

 市によると、国からのワクチン配分量に限りがあるため、クラスター(感染者集団)の発生や感染した場合の重症化が懸念される施設入所者を優先すべきだと判断した。地元医師会が施設を訪問し、接種する方式を採用する予定だ。具体的な対象施設は今後、ワクチンの納入状況を踏まえて決める。同市の高齢者の接種対象者は約3万8000人。施設入所者以外には今月中旬、予約に必要な「接種券」を発送する。

 須賀川19日から

 須賀川市は2日、高齢者を対象にしたワクチン接種を19日から開始すると発表した。高齢者施設22施設の入所者と従事者からスタートし、入所者以外の高齢者への接種は5月11日ごろからの実施を目指す。

 橋本克也市長が記者会見し、概要を発表した。優先して接種する施設入所者は855人、従事者は726人を見込む。

 入所者以外の高齢者への接種は、須賀川アリーナでの集団接種と医療機関での個別接種を組み合わせて行う。集団接種に当たり、同アリーナと長沼、岩瀬、大東、小塩江の各地区を結ぶシャトルバスを運行する。

 伊達26日から

 伊達市は2日、65歳以上の高齢者を対象としたワクチン接種を26日から開始すると発表した。高齢者2万1950人分の接種券はすでに発送を開始しており、8日から予約受け付けを始める。

 開始当初は、ワクチンの供給量が少ないため、市内五つの体育館で集団接種を行う。供給量が安定した段階で、市内30の医療機関や高齢者施設での個別接種も始める