「二人の円谷」授与式やTV番組制作へ 須賀川名誉市民事業

 

 須賀川市が本年度取り組む、映画監督円谷英二(1901~1970年)と、1964年東京五輪銅メダリスト円谷幸吉(1940~1968年)の同市出身「二人の円谷」を名誉市民とする顕彰事業の企画日程が固まった。

 7月7日に市内で、親戚やゆかりの人が出席する「円谷英二氏、円谷幸吉氏名誉市民章授与式」を開く。また、2人に関する番組を制作し、同月に全国向けのBSと県内向けの地上波で放送予定。2日に開かれた記者会見で、橋本克也市長が概要を示した。

 このほか、7月上旬から2週間程度、円谷幸吉写真展を行う。円谷幸吉メモリアルホールを改修して10月中旬にもリニューアルオープンし、幸吉本人が使用したシューズなどを展示する。

 12月から来年2月にかけては、国立映画アーカイブと共催で市文化センターで円谷英二生誕120周年記念の企画展を開く。英二が日本映画やテレビ史に残した功績に焦点を当てる。

冊子発行、全戸に配布

 須賀川市は「二人の円谷」顕彰事業の一環として、冊子「好きですわたしのすかがわ 須賀川事典」を発行した。今月中にも市内全戸に配布し、市民に特撮を通じた市の魅力を発信する。

 「特撮編」と銘打って制作し、映画「シン・ゴジラ」などを手掛けた庵野秀明監督らが寄せたメッセージや、特撮に関連した市内のスポットなどを掲載。特撮文化の推進拠点として市が整備した「須賀川特撮アーカイブセンター」の展示についても紹介している。