震災・原発事故の教訓を次世代に いわき語り部の会、被災体験証言集発行

清水市長に証言集を手渡す大谷会長(左から2人目)ら
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の教訓を次世代に語り継ごうと、いわき市のいわき語り部の会は4日までに、会員13人の被災体験などをまとめた証言集を発行した。
同会は2012(平成24)年10月に発足し、市内外の講演会などで古里の被災や復興の状況、教訓を伝えてきた。災害に対する心構えを後世に残そうと、初めて一冊の証言集にまとめた。
大谷慶一会長らは3月26日、市役所を訪れ、清水敏男市長に証言集の発行を報告した。大谷会長は「素晴らしい証言集が完成したので、ぜひ活用してほしい」と語った。証言集は全41ページで、3千部発行した。同市のいわき震災伝承みらい館などで無料で配布する。問い合わせは同館(電話0246・38・4894)へ。
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