福島県警、東日本大震災一斉捜索見直し 11日前後以外、選択肢に

 
行方不明者の手掛かりを捜す南相馬署員ら=5日午前10時15分ごろ、南相馬市鹿島区・右田海岸

 県警は今月から、東日本大震災の行方不明者の捜索について、実施警察署の事情に応じて行うなど新たな方針で継続実施する。

 県警災害対策課によると、捜索はこれまで、毎月11日前後に沿岸部の6署が一斉に行ってきた。しかし、実施日が固定されてしまうことから、今後は各署が管内の事情に応じて実施日を設定できるように変更。より効果を上げやすい方法に切り替える。

 同課は「効果的な方法で実施することで、一人でも多くの行方不明者発見に努めていきたい」としている。

 南相馬20人参加

 南相馬署は5日、南相馬市鹿島区の右田海岸で捜索を行い、震災による行方不明者の手掛かりを捜した。

 同署管内では87人が行方不明となっている。松本圭人署長はじめ同署員と県警災害対策課から約20人が参加した。署員らは砂浜の砂をかき分け、行方不明者の遺留品などを捜した。同署によると、捜索で骨片とみられる1点を見つけた。