「川内小中学園」開校 77人入学、復興担う子どもらの成長育む

 
「友情」をテーマにした詩を朗読する生徒ら

 川内村が新設した義務教育学校「川内小中学園」は5日、開校した。「未来を創る」を教育目標に9年間の義務教育を一貫して行い、将来の復興を担う子どもたちの成長を育む。

 村によると、入学する児童、生徒は前期課程(小学1~6年生)53人、後期課程(中学1~3年生)24人の計77人。校舎に隣接する認定こども園には0~6歳までの32人が入園し、最大で15年間にわたり同学園の敷地内で学ぶ。学園校舎内に設けた「地域文化伝承教室」は村民らに開放し、児童、生徒が大人と交流しながら地域の伝統や課題について理解を深める場となる。放課後は校舎内で希望者を対象とした民間の学習塾を開くなど地域を挙げて成長を支える。

 開校式が行われ、遠藤雄幸村長が「自らの可能性を信じ、新しい時代に向かって成長してほしい」と式辞。生徒代表の三瓶友也さん(14)が「新たな伝統を創っていくことが村の復興と発展につながると信じている」と誓いの言葉を述べた。中学生6人が「友情」をテーマにした詩を朗読し、新しい学びやでの生活に期待を膨らませた。