福島大、2年ぶり「入学式」 コロナ対策徹底、3回に分け実施

 
新入生を代表して三浦学長に宣誓する八巻さん=福島大

 県内の大学、短期大学で5日、入学式が行われ、学生が大学生活をスタートした。昨年は新型コロナウイルス対策で入学式の中止が相次いだが、今年は感染症対策を講じた上で式が行われた。

 福島大は、福島市の同大で式を行い、学類1年生985人と3年次編入の学類生34人、大学院生112人の計1131人が入学した。新型コロナウイルス対策のため式は3回に分けて実施した。式の様子は動画投稿サイト「ユーチューブ」でライブ配信した。

 三浦浩喜学長が「困難を乗り越え、大きく成長してくれることを期待する」と歓迎の言葉を述べた。新入生を代表し、人間発達文化学類の八巻叡美(さとみ)さん(橘高卒)と共生システム理工学類の中島綾香さん(ふたば未来学園高卒)が宣誓し、八巻さんは「『解のない問い』に挑戦し、自分の新たな価値観や創造力を磨き上げる」と語った。

 山形県から入学した経済経営学類の高橋吉弘さん(18)は「震災・原発事故に関係するボランティア体験や被災地でのフィールドワークなど、福島大だからこそ学べることを吸収し、将来に生かしたい」と話した。

 授業は8日に始まる。対面授業を基本とし、一部はオンラインで行う。

 「貢献できる人材に」

 【東日本国際大】いわき市のアリオスでいわき短大、昌平中・高と合同で式を行い、新入生計511人が入学した。緑川浩司昌平黌理事長らがあいさつし、同短大幼児教育科の大星琴美さんと同大経済経営学部の藤倉涼太さんが「貢献できる人材に成長する」と宣誓した。

 126人専門知識研さん

 【桜の聖母短大】福島市の同短大で行い、キャリア教養学科61人、生活科学科の食物栄養専攻26人、福祉こども専攻こども保育コース39人の計126人が入学した。西内みなみ学長が式辞を述べ、新入生を代表して若林こころさん(こども保育コース)が誓いの言葉を述べた。

 「助け合い、精進する」

 【会津大短期大学部】会津若松市の同短大で行い、産業情報学科62人、食物栄養学科31人、幼児教育学科50人の計143人が入学した。式では、宮崎敏明学長が式辞を述べ、新入生を代表して二瓶あいさん(食物栄養学科)が「仲間と助け合い、切磋琢磨(せっさたくま)し、日々精進する」などと決意を語った。