DVDで消防の仕事に興味持って いわき市消防本部が制作

 
「DVDを通して消防の仕事を知ってほしい」と呼び掛ける沢田主査

 いわき市消防本部は、新型コロナウイルスの影響で庁舎内見学の受け入れを中止していることを受け、市内の小学生向けにDVDを制作した。消防職員がユーモアを交えながら火災発生時の対応や消防業務を伝える内容で、市内の小学校や特別支援学校計67校に配布している。

 消防本部は、市内の小学3年生らを対象に庁舎内見学などを展開してきたが、感染拡大後は中止が相次いでいる。見学の代わりにDVDを通じて学んでもらおうと、予防課の職員を中心に昨年6月ごろから制作してきた。

 動画では、ランドセルを背負って小学生に扮(ふん)した職員2人が、市営住宅で発生した火災に遭遇。大人に助けを求めて119番通報を頼むなど、小学生が実践できる初期対応などを解説している。

 また119番通報を受ける指令課や火災現場で活動する消防隊、救助に当たる救急隊など各部署の役割を紹介。ポンプ車や救急車といったさまざまな車両の特徴なども、クイズを交えながら解説している。

 動画制作に当たり、監督を務めた平消防署の沢田有貴主査(44)は「消防の職業に興味を持ってもらうきっかけになればうれしい」と話した