肉用牛枝肉共励会2度目の大臣賞 二本松・上野さんが受賞報告

 
三保市長に農水大臣賞の受賞を報告した上野さん(左)

 黒毛和牛枝肉の品質を競う第56回肉用牛枝肉共励会(全国肉用牛振興基金協会主催)で最優秀賞の農林水産大臣賞を受けた二本松市の上野広行さんは3月26日、市役所を訪れ、三保恵一市長に受賞を報告した。

 上野さんは東京電力福島第1原発事故の影響で飼育頭数を減らさざるを得なくなり、販売価格の高い黒毛和牛に切り替えた。今は飼育する150頭のうち、130頭が黒毛和牛。牧草を自ら生産し、粗飼料を自給するほか、牛にストレスを与えないよう、1頭当たりの飼育空間を通常の1・5倍の広さを確保している。

 共励会は2月17~19日、東京都で開かれ、本県や秋田、栃木、茨城各県から約60頭が出品された。上野さんは父が「美津照重」、母の父が「安福久」を血統とする黒毛和牛を出品。枝肉重量が590キロで等級格付けが「A5」、80平方センチ以上が大きいとされるロース芯面積が101平方センチもあった。農水大臣賞の受賞は第53回に続き2度目。

 報告で、上野さんは「5年連続で県内の肥育農家が農水大臣賞を受賞し、福島のレベルの高さを示せた」と述べた。