福島医大で入学式、医療人への決意新た 保健科学部143人など

 
学部生を代表して宣誓する相田さん(左)。奥は大学院生代表の蓬田さん

 福島医大は7日、福島市のとうほう・みんなの文化センター(県文化センター)で入学式を行った。本年度開設した保健科学部の143人をはじめ、医学部130人、看護学部84人、大学院医学研究科47人、大学院看護学研究科8人が医療人としての決意を新たにした。

 入学者宣誓では、大学院看護学研究科の蓬田美保さんが「高度な専門的知識や技術を習得する」と誓い、学部生を代表して保健科学部理学療法学科の相田渚さんが「健康に役立つため医学、看護学、保健科学の習得に努める」と述べた。

 竹之下誠一学長は式辞で「医療は人の幸せを実現するために存在する。心にしなやかさを持って医療の世界へ足を踏み入れてほしい」と述べた。

 保健科学部1期生・相田さん「苦しんでいる人に寄り添う」

 「けがなどで苦しんでいる人に寄り添い、少しでも役に立てるよう学びたい」。入学生を代表して宣誓した相田渚さんは、新生活に夢を膨らませる。

 栃木県栃木市出身。中学、高校とハンドボール部に所属して汗を流した。部活動で何度もけがをし、そのたびに理学療法士が優しく寄り添ってくれたという。進路選択で理学療法士を志すのは自然のことだった。

 新設の学部を選んだのは「医療人材が不足している被災地の役に立ちたかった」から。学部新設で福島医大は医学部、看護学部と合わせて3学部6学科の医療系総合大学になった。「医学部、看護学部の学生とも交流を深めて将来はチーム医療に関わりたい」。1期生として福島で学びを深めていく。