ベニマル、売上高が過去最高 21年2月期決算、巣ごもり消費要因

 

 スーパーを展開するヨークベニマル(郡山市)が8日発表した2021年2月期決算は、売上高が4690億5700万円(前年比6.9%増)で過去最高だった。新型コロナウイルスの感染拡大による巣ごもり消費が要因で、増収は11年連続。営業利益も165億4800万円(同26.3%増)と過去最高。純利益は78億4500万円(同16.9%増)となり、3期ぶりの増収増益となった。

 店舗の客数は前年に比べ3.3%減少したが、客単価が上がった。政府が1度目の緊急事態宣言を発令した昨年4、5月の伸びが顕著で、年間で8.3%増加した。外出自粛に伴う「内食傾向」により小麦粉や袋ラーメンなどの売り上げが25%以上伸びたほか、和牛やマダイなどの「ぜいたく品」も好調だった。

 同社は堅調な業績を背景に前年比40億円増の171億円を設備投資に割いた。前年を22店舗上回る29店舗を改装したほか、県内に2店舗、県外に3店舗を出店、店舗数は235店となった。

 ◆太陽光発電設備、年10店舗導入へ

 ヨークベニマルは二酸化炭素(CO2)の排出抑制に向け、県内外の店舗に太陽光発電設備の設置を進めている。20年度は7店舗で導入した。今後、年間10店舗程度のペースで拡大していく方針。

 店舗で使用する電力の20~30%をカバーでき、年間10店舗への導入を続けることで毎年約900トンのCO2削減につながるとみている。8日に記者会見した真船幸夫社長は「再生可能エネルギーへの切り替えを進めることで地球温暖化防止に取り組んでいく」と述べた。