東日大野球部、新たに30人感染 いわき市発表、クラスター拡大

 

 いわき市は8日、東日本国際大の硬式野球部で新たに30人の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。クラスター(感染者集団)は計42人に拡大した。

 新たに感染が確認された30人は10代20人、20代10人。このうち29人はこれまで11人の感染が判明している市内の学生マンションの入居者。市保健所はウイルスの変異株感染の可能性も含めて調査を進める方針。

 市と同大はこれまで発熱などの症状がある部員を先行して検査してきた。今回はそれ以外の部員、スタッフら135人を調べ、陽性が判明した。9日には学生マンションに住む野球部以外の学生約40人を検査する。新家利一市保健所長は部内や学生寮で感染が広がっている可能性について触れ「集団生活で『3密』の回避は難しいのが現状。基本的な対策の徹底を呼び掛けたい」と述べた。

 清水敏男市長は、8日までの1週間の人口10万人当たりの新規感染者数がステージ4(爆発的な感染拡大)の25人に迫る24人になったと指摘。「このまま感染増加が続けば医療非常事態宣言をしなければならない段階にさしかかっている」と危機感を強めた。