二本松・岳温泉の光雲閣2カ月ぶり営業再開 福島県沖地震で被災

 
10日から日帰り入浴が再開される光雲閣の大浴場

 2月の本県沖地震で被害を受け休館している二本松市岳温泉の旅館「ながめの館光雲閣」は10日、約2カ月ぶりに営業を再開する。日帰り入浴から始め、宿泊は24日に再開する。おかみの大内啓子さんは「再開を待ってくれているお客さまのために、一日も早く再開する」と話した。

 同旅館は、ラウンジの大きな窓ガラスのほとんどが割れ、玄関前の駐車場に大きな亀裂ができるなど、岳温泉でも特に被害が大きかった。地震後、客室や廊下の壁板を張り替えたり、駐車場の崩落防止工事を進めたりと復旧に取り組み、ようやく利用客を受け入れられる段階にこぎ着けた。

 ただ宿泊できる客室は全4フロアのうち3フロア。工事が続く中での利用となり客に迷惑を掛けるため、特別プランを用意した。

 日帰り入浴では発行から3カ月間、大浴場が入り放題のチケットを先着100人に販売する。販売期間は10日~5月31日で、料金は7500円。年中無休で入浴でき、時間は午前11時~午後3時(最終受け付けは同2時30分)。また宿泊は、大型連休の繁忙期も含め、通常よりも泊まりやすい特別価格とした一つのプランだけを販売する。10日から予約を受け付ける。同旅館によると、完全再開は7月になる見込み。

 予約、問い合わせは同旅館(電話0243・24・2101)へ。