葛尾の民俗芸能「三匹獅子舞」知って 郡女大短期大学部が冊子発行

 
冊子を作成した郡女大短期大学部の一柳教授

 郡山女子大短期大学部は、葛尾村の民俗芸能「三匹獅子舞」の歴史や史料をまとめた冊子「葛尾村指定無形の文化財 葛尾三匹獅子舞」を作成、発行した。村の地域住民、相双地区や郡山市の中学校などに配られる予定。

 葛尾三匹獅子舞は、毎年10月に行われる伝統行事で、村の無形民俗文化財。冊子は、2016(平成28)年に同大と村が結んだ包括的地域連携協定に基づき作成。村教委などの協力を得て、17年から地元の保存会などへの聞き取り調査や史料の収集を進めてきた。

 報告書では、明治初期ごろの古い史料などが紹介され、長く受け継がれてきた三匹獅子舞の歴史をたどっている。また、おはやしの楽譜や、動画を基に作成した舞の動作図も収録した。

 中心となって作成に当たった同大短期大学部幼児教育学科の一柳智子教授は、「舞い手を男性のみとするなど、厳格な規則のほとんどが現在も守られ続けており、全国的にも珍しい。地元の方々に、継承してきた伝統が誇るべきものだと知ってほしい」と冊子作成の意義を語った。