郡山といわきで新たに2クラスター 新型コロナ、私立高と事業所

 

 郡山市といわき市は12日までに、私立高校と事業所で新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生したとそれぞれ発表した。クラスター発生は郡山市が県内50例目、いわき市が同51例目。

 郡山市によると、市内の私立高校で同じ部活動に所属する10代の男子生徒6人の感染を確認。8日に3人、11日に3人の感染が分かった。いずれも軽症。市は学校名を公表していない。

 いわき市によると、市内の事業所の従業員と濃厚接触者計5人の感染を確認。10~50代の男性で、8日に1人の感染が判明、その後12日までに4人の感染が分かった。4人が従業員で、1人が濃厚接触者。いずれも軽症。市は事業所の業種などを公表していないが「不特定多数の人と接する仕事ではない」としている。

 市はほかに、クラスター発生を8日に公表した高齢者施設で新たに1人の感染を確認し、クラスターが計6人に広がったとも発表した。感染したのは90代女性。

福島県内26人感染

 県は11、12の両日、県内で計26人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。県内の感染確認は計2817人となった。

 26人のうち、15人は10日、11人は11日に陽性と判明。クラスターが発生した福島市の介護付き有料老人ホーム「メープルハイム苑華(そのか)」では、10日に新たに1人の陽性が確認され、同施設の感染者は計6人となった。

 東京電力によると、1人は福島第2原発で放射線管理保守作業を行っている協力企業の30代男性。接触者が3人いて自宅待機中。業務に影響はないとしている。

 26人の内訳は、いわき市13人、郡山市5人、福島市4人、伊達市2人、南相馬市と矢吹町各1人。感染経路不明者は10日が6人、11日は3人だった。

 県によると、11日までに44人が退院し、7人が宿泊療養施設を退所、2人の自宅療養を解除した。入院者(予定含む)は197人で病床使用率は42.0%とステージ4(爆発的な感染拡大)の指標を下回っている。重症は11人。宿泊療養者は運用開始後最多の92人で、5人が自宅療養中。