いわきの観光客、20年43%減 コロナ直撃、イベント中止相次ぐ

 

 いわき市は13日、昨年の市内の観光入り込み客数は428万7735人で、2019年より43.3%減少したと発表した。

 市によると、観光入り込み客数の統計は10年から実施している。昨年は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故が起きた11年の370万8233人に次ぎ、過去2番目に少なかった。

 市は減少した理由として、新型コロナウイルス感染症の影響による観光施設の臨時休業やいわきサンシャインマラソンなどイベントの中止が相次いだことを挙げている。

 市内の観光名所のうち、スパリゾートハワイアンズの観光入り込み客数が最も減少し、60万2211人(前年比63.3%減)だった。一方で、企画展が人気を集めた勿来関文学歴史館は4万6869人(同27.6%増)だった。

 市は今年の動向について、「1~3月は人の動きが伸びていない」とし、「整備が完了した復興サイクリングロードいわき七浜海道などを活用し、誘客を図りたい」とした