浪江の復興思い熱く、地域おこし協力隊・県外出身2人が魅力発信

 

 浪江町地域おこし協力隊の庄司結衣さん(25)と、通信大手ソフトバンク社員の三和真吾さん(56)の2人は今月から、協力隊の「なみえプロモーション課」に所属し、町の魅力発信や創造に取り組んでいる。

 庄司さんは大分県出身。作業療法士から転身した。約3年前に旅行で浪江町を訪れ「すてきな町」と感じ、協力隊に応募した。作業療法士として患者が自宅に帰るため仕事をしてきたといい「浪江は帰りたくても帰れない人もいる。帰還する人の力になりたい」と抱負を語る。

 三和さんは青森県出身。総務省の地域おこし企業人交流プログラムの一環で町に派遣された。ソフトバンクCSR本部地域CSR1部参与として、東日本大震災の復興支援などを行ってきた。三和さんは「いろんな人が浪江に来てもらえるように、また町民が楽しんでもらえるような情報を発信したい」と語った。

 委嘱状の交付式は1日、町役場で行われた。吉田数博町長は「2人の熱い思いが町復興の力になる。豊かな経験とチャレンジ精神で浪江の魅力を伝えてほしい」と激励した。