地域安全安心に一役、科捜研の経験生かし福島に行動科学研究所設立

 
研究所を開設した三本さん

 県警の科学捜査研究所(科捜研)で主任専門研究員などを務めた元県警職員の三本照美さん(65)は今月、福島市野田町の自宅に「M's(エムズ)行動科学研究所」を開設した。

 三本さんは2016(平成28)年に定年退職後、今年3月まで県警刑事総務課で再任用職員として勤務していた。研究所では、科捜研で筆跡鑑定や心理鑑定などに従事した経験を生かし、文書鑑定や円滑な対人関係を築くためのコンサルティング業務などを展開する。

 三本さんは02年に犯罪現場の地理的なデータを蓄積し、犯行場所や犯人の居住地などを推測する「地理的プロファイリングシステム」を開発したとして警察庁刑事局長賞を受賞した経験を持つ。

 「要望があれば、地域で発生している交通事故の状況などの分析を通して助言し、地域の安全・安心に貢献したい」と話す。依頼は有料。問い合わせは三本さん(電話090・2790・9810)へ。