国内外の生徒受け入れに対応、福島東稜高が新学生寮開設

 
福島東稜高が開設した天神寮

 福島東稜高は7日、福島市天神町の建物を改修して新たに開設した学生寮「天神寮」のオープニングセレモニーを行い、関係者が全国や海外から生徒を受け入れる施設の誕生を祝った。

 天神寮は鉄筋コンクリート5階建て。部屋数は50室あり、相部屋で最大100人を収容できる。二つの大浴場や食堂、調理場なども備え、土、日曜日、祝日を含め毎日3食を提供する。

 建物は東邦銀行が1976(昭和51)年から社員寮として使用し、同校が昨年取得した。改修を経て、3月に入居が始まり、運動部などの生徒や教員、舎監の計48人が各階で男女のフロアを区切って生活する。

 これまでは市内に二つの学生寮があった。ただ、全国大会にも出場する強豪のバスケットボール部や卓球部などの運動部と看護科が人気を集め、県外からの入学希望者が増加。バスケ部は外国人留学生も受け入れており、部屋数が足りずにアパートなどで下宿生活を送る生徒もいたという。

 同校を運営する学校法人東稜学園の小原敏理事長・校長は「遠隔地から入学する生徒のニーズに応えるため寮を整備した。同じ釜の飯を食べて仲間意識を高めてほしい」と述べた。少子化にも触れ、全国からの生徒確保に意欲を示した。