郡山の私立高校、クラスター拡大 新型コロナ、福島県30人感染

 

 県は14日、県内で30人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。13日に陽性と判明した。このうち2人はクラスター(感染者集団)が発生した郡山市の私立高校の男子生徒で、クラスターは8人に拡大した。県内の感染確認は計2860人。

 県教委によると、30人のうち30代男性はいわき光洋高、20代男性は福島工高の教職員。2人とも校内に濃厚接触者はいないが、いわき光洋高の男性教職員は発症2日前以降に勤務していたため、同校を14、15の両日休校し、消毒作業などを行う。男性と接触のあった生徒や教職員約60人に対してPCR検査を行う。福島工高の男性教職員は発症2日前以降に勤務していないため、同校は授業などを継続する。

 東京電力によると、新たな感染者のうち1人は福島第2原発で設備点検の業務に当たる協力企業の30代男性。構内に濃厚接触者はいない。このほか、いわき市が13日発表した同市の事業所職員3人も含まれている。

 30人の内訳は、郡山市といわき市が各9人、福島市8人、白河市、二本松市、伊達市、川俣町が各1人。19人の感染経路が不明。

 県によると、13日までに24人が退院し、8人が宿泊療養施設を退所した。同日現在の入院者(予定含む)は196人で病床使用率は41.8%とステージ4(爆発的な感染拡大)の指標を下回っている。重症は10人。82人が宿泊療養中で、3人が自宅療養している。