3人以上で飲食、自粛続き「一度くらい」 福大クラスター検証

 

 福島大は14日、昨年12月に発生した学生の新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)発生を巡る大学の対応について、学内の教職員チームが検証した結果を発表した。検証チームは「昨年春から自粛生活が続き、『まあ一度くらい』という感覚で3人以上の飲食をしてしまったケースがあった。3人以上の飲食の自粛についてさらに強く指導していく必要がある」と指摘した。

 今回の学生のクラスターは、創作ダンス発表会という大学の授業・行事に関連して起きた。検証チームは「担当教員の指導が不徹底だったために学生がマスクを着けずに参加し、3人以上の飲食も繰り返された。大学の管理責任は免れない」とした上で「11月に出したガイドラインで学生には3人以上の飲食の自粛を指示していたが、一部の学生は守ることができなかった」と指摘した。

 大学の教職員のチームが2~3月、クラスターに対応する会議の議事録や関係者のヒアリングの結果などを通じて検証した。三浦浩喜学長は14日の定例記者会見で「検証結果を今後の指導に生かしていきたい」と語った。