福島市が「幼稚園送迎ステーション」開所 登園前や降園後利用

 
開所を祝いテープカットする園児ら

 「待機児童ゼロ」を目指す福島市は14日、幼稚園の登園前や降園後に預かり保育を行う「幼稚園送迎ステーション」の取り組みを始めた。保護者の就労パターンを変えず、保育が必要な子どもが幼稚園を利用できるようにする狙い。同日、預かり保育を行う同市森合町の福島保育所で開始式を行った。

 市によると、共働きで保育園しか選べなかったり、送迎を理由に遠くの幼稚園を選べなかったりとミスマッチが生じていたが、利用によって選択肢が広がる。当面は、みその幼稚園と飯坂恵泉幼稚園に通う園児が利用する。市は需要が見込める場合はステーションの開設数を増やす方針。

 利用は午前7時30分~同9時までに福島保育所に登園。各幼稚園の送迎バスで移動して日中は幼稚園で過ごし、降園時は各幼稚園の送迎バスで再び福島保育所に戻り最大午後7時まで預かる。木幡浩市長は「待機児童解消とその維持につなげていきたい」と語った。

 ステーションを利用する保護者は「今月から働き始めるタイミングだったので大変助かる。幼稚園の選択肢も広がるので、良い取り組みだと思う」と語った。