内堀知事「容認の可否、立場にない」 処理水海洋放出の政府方針

 

 東京電力福島第1原発で増え続ける放射性物質トリチウムを含む処理水を海洋放出する政府方針について、内堀雅雄知事は15日、「県自身が容認する、しないという立場にあるとは考えていない」と述べた。同日の県原子力関係部局長会議終了後、報道陣の取材に答えた。

 同会議では、各部局から海洋放出に対する意見を集約した。県の意見として、政府に対し(1)関係者への説明と理解(2)浄化処理の確実な実施(3)正確な情報発信(4)万全な風評対策(5)処理技術の継続的な検討―などを求める方針。内堀知事は同日午後に上京し、梶山弘志経済産業相に直接意見を伝える。