「カラスの巣」撤去、報道陣に公開 東北電力ネットが停電対策

 
報道陣に公開されたカラスの巣の撤去作業。巣が停電につながるケースがある

 カラスが電柱に巣作りする季節を迎え、東北電力ネットワーク福島支社は停電の原因となる恐れがある巣の撤去を進めている。15日、福島市山田で作業の様子を報道陣に公開した。

 カラスは春先から繁殖期となり、電柱などの高い場所に巣を作る習性がある。巣に使われる木の枝やハンガーなどが電線に触れて漏電し、停電につながるケースがあり、昨年3~6月には県内で3件発生した。

 福島支社は春先からパトロールを強化し、今年は3月末時点で県内406カ所の巣を撤去した。15日は作業員が高所作業車に乗って巣を取り除いた。カラスは同じ場所に巣を作る傾向があるため、プロペラ状の営巣防止機具も設置した。

 福島支社は電柱に巣を見つけたらコールセンターに連絡するよう住民に協力を呼び掛けている。電話番号は0120・175・366(24時間受け付け)。