「福島県内は第4波」47人感染確認 新型コロナ、金光氏が警鐘

 

 県は16日、県内で新たに47人の新型コロナウイルス感染を確認したと発表した。15日に陽性と判明し、8日の53人に次ぐ過去2番目の多さ。これまで教職員5人の感染が確認されたいわき光洋高は、県内52件目のクラスター(感染者集団)となり、県内の感染確認は計2927人となった。県アドバイザーの金光敬二福島医大教授は16日の県感染症対策本部員会議で「3月、4月とわれわれは第4波の中にいると思っている」と述べ、初めて本県が感染の第4波にあるとの認識を示した。

 4月の感染者数は406人で、月別で最多の1月(779人)を上回るペースで推移している。今月発生したクラスターは10件で、昨年12月と今年1月の9件を上回り月別最多となった。

 47人の内訳は、いわき市21人、郡山市9人、福島市6人、二本松市5人、伊達市3人、本宮市、白河市、南相馬市が各1人。県教委が15日に発表したいわき光洋高の教職員4人と郡山支援学校の教職員1人、郡山市教委が同日発表した市立学校に通う子ども1人が含まれている。

 また、県によると新たな感染者のうち福島市の60代男性は県北建設事務所職員。一般県民と接触する業務ではないという。

 県によると、15日までに22人が退院し、21人が宿泊療養施設を退所、1人の自宅療養を解除した。同日現在の入院者(予定含む)は210人で、病床使用率は44.8%とステージ4(爆発的な感染拡大)の指標を下回っている。73人が宿泊療養、5人が自宅療養している。重症者は12人。