いわき市が「病床ひっ迫宣言」 新型コロナ、利用率6割超える

 

 いわき市の清水敏男市長は16日、新型コロナウイルス感染症の陽性者を即座に受け入れる市内の「即応病床」の利用率が6割を超えたことから、市独自の「病床ひっ迫宣言」を出した。宣言を通じて、市民に感染防止のさらなる徹底を呼び掛けることが狙い。

 市内では4月に入り新規感染者数が急増。15日までに158人の感染を確認し、月別の過去最多だった1月の感染者数151人を半月で上回った。保健所の要請を受けて県が病床を調整しているが、市民が他の自治体の医療機関に入院するケースもみられ、清水市長は「他の市町村に頼らざるを得ない状況」としている。

 また、市内で新型コロナウイルス感染のクラスターが相次いで発生していることを受け、市は5月から、市内にある高齢者や障害者が利用する約250施設の職員ら約5000人を対象にPCR検査を実施する。