「二十八部衆像」21年度は3体を修復へ 会津坂下・恵隆寺

 
二十八部衆像の搬出準備作業

 県指定重要文化財である千手観音の眷属(けんぞく)二十八部衆像の修復作業に取り組んでいる会津坂下町の恵隆寺(えりゅうじ)は本年度、3体の彩色をとどめるなどの作業に当たる。

 二十八部衆像は、「立木観音」として知られる国指定重要文化財の千手観音立像を守るように両側に安置されている。作業開始の昨年度は「金毘羅王(こんぴらおう)」1体を修復した。本年度は「毘楼博叉天王(びるばくしゃてんのう)」「難陀竜王(なんだりゅうおう)」「神母天(じんもてん)」を修復する予定。

 仏像文化財修復工房(新潟)の協力で、10年以上をかけて全28体を修復するという。9日には同工房の松岡誠一さんが同寺を訪れ、3体を作業場に搬出するための準備作業を行った。