伝統つなぐ檜枝岐歌舞伎 新型コロナ考慮、村民限定で新春公演

 
村民限定で行われた新春歌舞伎公演(檜枝岐村教委提供)

 約280年の伝統を誇る檜枝岐歌舞伎の新春歌舞伎公演が17日、新型コロナウイルス感染症を考慮し、来場を村民に限定して檜枝岐村の文化施設「東雲(しののめ)館」で行われた。

 新春歌舞伎公演は、村民らでつくる千葉之家花駒座が本年度公演の封切りや練習の成果を披露する場として毎年開催している。公演では、座員たちが舞台清めの「寿式三番叟(さんばそう)」をはじめ、「義経千本桜鳥居前の場」と「神霊矢口の渡八郎物語の段」を繰り広げた。

 公演終了後、花駒座の星昭仁座長(66)は「コロナ禍の中で少しでも檜枝岐の魅力を伝えられればうれしい。どんな状況になっても座員一丸となって伝統をつないでいきたい」などと思いを話した。