「円谷精神」若手も継承 須賀川・テッテ、特撮制作の魅力紹介

 
ウルトラマンの魅力やメッセージ性などを語った高寺さん(右)と清水さん

 須賀川市は18日、同市の須賀川市民交流センター「テッテ」で、特撮や映画業界を目指す本県の若者向けのイベントを開いた。「仮面ライダークウガ」などの制作に携わったテレビプロデューサー高寺成紀さんと映画評論家清水節さんが、同市出身の映画監督円谷英二が手掛けた特撮作品のメッセージ性を語った。

 ウルトラマン放映55周年を記念して円谷プロダクションと連携し、「ウルトラマンアーカイブスプレミアムシアターin須賀川」と題して開催。高寺さんと清水さんが対談したほか、ウルトラマン第23話「故郷は地球」の上映を行った。

 高寺さんはウルトラマンについて「子ども向けの作品に社会を批判する視点があり、大人になっても感じられるメッセージがある」と解説。参加した専門学生や大学生ら約40人に「英二さんの精神を継承して、子ども番組を作る側に来てほしい」と呼び掛けた。

 イベントは、円谷英二と1964年東京五輪銅メダリスト円谷幸吉の顕彰を目的とする市の「二人の円谷」事業の一環。市は今後も、同事業で特撮関係者らを招いたトークショーや2人に関する番組制作、展示会などを計画している。